【SPYD】は言わずと知れた高配当株ETFです。
その高い利回りから、米国株投資家の間でも一定の人気を得ている商品になるかと思います。
コロナ禍で大きく値を下げ、その後の値戻りも遅かったことや、一時は配当金の大減配等、離れていく投資家も少なくなかったのではないかと思います。
しかし、前回の配当タイミングの2021年3月の配当金は大きく増配しており、ホルダーの方にとっては持ち続ける好材料となっていたのではないでしょうか。
今回2021年6月の配当金が発表され、昨年2020年6月の配当金と比較すると約9%増配といった結果となっております!
直近1年間と2021年6月の配当金
決算日 | 1株あたり配当金 |
2021/6/18 | $0.398912 |
2021/03/19 | $0.636159 |
2020/12/21 | $0.606617 |
2020/09/21 | $0.263572 |
2020/06/22 | $0.365715 |
2021年6月の配当金は「$0.398912」となりました。
前年6月の配当金と比較し、約9%の増配となります!
過去の配当金をグラフにすると下記のようになります。
配当利回り
下記2種類の方法により、配当利回りを算出したいと思います。
② 直近1年間の配当金を合計した額を年間配当金として算出
本記事執筆時点の2021/6/18時点の株価($40.74)を用いて配当利回りを算出してみます。
①の場合
$0.398912×4=$1.595648
$1.595648÷40.74=0.0392(=3.9%)
②の場合
$(0.263572+0.606617+0.636159+0.398912)=$1.90526
$1.90526÷40.74=0.0468(=4.7%)
このように、計算方法によって配当利回りは大きく変わってしまいます。
私個人としては、②の方法を用いて配当利回りを算出する方法を取った方がいいように思います。
理由としては、過去の傾向を見てわかる通り、配当金の額は月によって大きく異なるからです。
感想
2021年6月のSPYDの配当金は、前年と比較して約9%の増配となりました。
3月の大増配と比較するとやや寂しい気持ちもありますが、9%の増配はとてもすごいことです。
(3月がすごすぎました)
コロナ禍で値を下げた時に購入していた方にとっては、キャピタルゲインもインカムゲインも狙える大変うれしい結果となっているのではないでしょうか。
それではまた!
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