【SPYD】は言わずと知れた高配当株ETFです。
その高い利回りから、米国株投資家の間でも一定の人気を得ている商品になるかと思います。
しかし、昨年はコロナ禍で大きく値を下げ、その後の値戻りも遅かったことや、一時は配当金の大減配等もあり、一時は離れていく投資家の方も多かったと思います。
今年は一転して、増配が目立ちました。
2020年の同月と比較した際、3月は約61%もの大増配、6月は9%の増配、9月は約47%もの大増配をしております。
そして12月、SPYDの配当金はどうなったのでしょうか!?
その気になる結果をお届けしたいと思います。
直近1年間と2021年12月の配当金
決算日 | 1株あたり配当金 |
2021/12/17 | $0.127557 |
2021/9/17 | $ 0.386582 |
2021/6/18 | $ 0.398912 |
2021/03/19 | $ 0.636159 |
2020/12/21 | $ 0.606617 |
2021年12月の配当金は「$0.127557」となりました。
こちらは前年12月の配当金と比較し、約79%の大減配となります。
過去の配当金をグラフにすると下記のようになります。
今回の配当が少ないのが目立つね・・・。
配当利回り
下記2種類の方法により、配当利回りを算出したいと思います。
② 直近1年間の配当金を合計した額を年間配当金として算出
本記事執筆時点の2021/12/17時点の株価($41.08)を用いて配当利回りを算出してみます。
①の場合
$0.127557×4=$0.510228
$0.510228÷41.08=0.0124…(=1.2%)
②の場合
$(0.636159+0.398912+0.386582+0.127557)=$1.54921
$1.54921÷41.08=0.0377…(=3.8%)
このように、計算方法によって配当利回りは大きく変わってしまいます。
私個人としては、②の方法を用いて配当利回りを算出する方法を取った方がいいように思います。
理由としては、過去の傾向を見てわかる通り、配当金の額は月によって大きく異なるからです。
まとめ
2021年12月の配当金は昨年同月と比較すると大減配となりました。
ただし、年間での配当金を昨年と比較すると、2020年が$1.63に対し、2021年は$1.54のため、総額的には大幅に下がったわけではありません。
本記事が参考になりましたら幸いです。
それではまた!
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