サンリオは、「ハローキティ」をはじめとする人気キャラクターを軸にしたビジネスで知られております。
そんなサンリオが、11月26日、自社株式25,871,800株の売出しの実施を発表しました。
IRはこちら(00.pdf)をご参照ください。
この発表を受け、翌日の11月27日の株価は744円安となり、-14.42%の暴落となっております。
本記事では、そんなサンリオについてまとめていきたいと思います。
※注意事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行い、十分にリスクを理解したうえで実施してください。株式投資には元本割れのリスクがある点をご留意ください。
サンリオ
収益構造
サンリオは、「ハローキティ」をはじめとする人気キャラクターを軸にしたビジネスで知られています。
2025年3月期半期報告書より、サンリオの収益は、主に以下の2つの柱から構成されています。
③ テーマパーク
ライセンス事業では、今年50周年を迎えた「ハローキティ」の売上高が前年2倍以上になるとともに、「シナモロール」や「クロミ」など、他キャラクターによる案件獲得も増えているとのことです。
事実、2024年のサンリオキャラクター大賞(総合順位 | 結果発表|2024年サンリオキャラクター大賞 公式サイト)では、1位を「シナモロール」が獲得しており、「クロミ」は3位にランクインしております。
なお、同ランキングで「ハローキティ」は5位となっております。
最近の株価動向
直近の株価動向を見てみると、安定的な上昇傾向を見せておりました。
日足チャートを見てみると、最高値5160円を付けた11月26日から一転、11月27日に744円安の4416円となっております。
日足では、中期の25日線を割り込む形となっております。
週足チャートで見てみると、11月27日時点ではまだ短期線を割り込む形ではありません。
月足では、11月27日時点ではまだ陽線となっております。
2025年について
2025年は、マイメロディが50周年、クロミが20周年を迎えるアニバーサリーイヤーとなっております。
そんな記念イヤーに先立ち、特別サイト(My Melody & Kuromi 50th&20th Anniversary)が作成されております。
また、2025年3月期第2四半期決算説明会の質疑応答要旨には、下記のようなQ&Aも記載されております。
Q.
2025 年3月期第2四半期決算説明会 質疑応答要旨より
『ハローキティ』50周年のインパクトを定量化したいが、社内ではどのように分析してい
るのか。2025年は『クロミ』と『マイメロディ』のイベントが控えているが、『ハロ
ーキティ』並みの業績インパクトはあるのか。また、『シナモモール』や『ポムポムプリ
ン』のアニバーサリーの種まきについて、インパクトは起こりえるのか。
A.
『ハローキティ』50周年イベントは全世界でインパクトがあり、盛り上がった。メディア
での取り上げ方が大きく、インターネットでの検索数も増えている。『クロミ』と『マイ
メロディ』の周年イベントはすでに種まきを行っている。来年は、『クロミ』、『マイメロ
ディ』、『クロミ』と『マイメロディ』の3つの大きなヤマを作っていく予定だ。日本だけ
でなくグローバルでのインパクトを感じていただけるものとなる。
まとめ
サンリオの株価や、今後予定されているアニバーサリーイヤーについて見てきました。
なお、本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行い、十分にリスクを理解したうえで実施してください。株式投資には元本割れのリスクがある点をご留意ください。
本記事が参考になりましたら幸いです。
それではまた!
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