【RADWIMPS】ファン歴10余年の私が感銘を受けた歌詞中の名言トップ10(恋愛編)

音楽

RADWIMPSの野田洋次郎さんが書く歌詞はとても魅力的です。

RADWIMPSが今でもファンを増やし続けている理由の一つに、野田さんにしか書けないような歌詞というのが挙げられると思います。

かくいう私も中学生~高校生の頃にRADWIMPSにドハマりし、今に至るまでずっと聞き続けております。

ハマったきっかけは友達がカラオケで歌っていた「有心論」で、「誰も端っこで泣かないようにと君は地球を丸くしたんだろう」の歌詞が衝撃的だったことを今でも覚えています。

それからというもの、LIVEがあれば必ずと言っていいほど参戦しており、今まで行ったライブの数は15回を越えています。

そんなファン歴十余年の私は、野田さんの書く歌詞に感銘を受けてきました。

そこで本記事では、ファン歴十余年の私が素晴らしい歌詞の中から厳選した10個(恋愛編)をご紹介したいと思います。

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10位 ヒキコモリロリン

今日で人を愛せるのは 人生最後だって思って生きれたら

きっと優しくなれるから 一生分毎日愛せるから

ヒキコモリロリンより

この曲、前半はずーっとふざけたことを言っています。(誉め言葉です)

もちろん前半部分のその軽快な言葉遊びやメロディーも好きです。

しかし後半、曲調が変化した後は、打って変わってとてもいいことを言っております。

この歌詞を聞くと、怒ってる暇、喧嘩してる暇なんてないなと思えます。

今日が人生最後だとしたら、怒りや憎しみに時間を割いている暇なんてない訳です。

それを教えてくれる曲です。

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9位 救世主

君がいないと ここにいないと 何もないんだよ

そう 君は今日も この世界を救ったんだよ

救世主より

RADWIMPSのアルバム最後の曲は、毎回しっとりとした曲が収録されております。

この救世主は「絶体絶命」というアルバム最後の曲になります。

タイトルの救世主というのは、「僕」にとっては「君」がいてくれることだけで救われる、すなわち「君」が僕にとっての救世主である、ということを表していると思います。

「君」がいないと「僕」は生きることが出来ない、そんな究極のラブソングになっていると思います。

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8位 ます。

あなた一人と ほか全人類

どちらか一つ救うとしたら どっちだろかな?

迷わずYOU!

ます。より

これはもう説明が要らない位ドストレートな歌詞ですね。

ドストレートな歌詞ですが、突き刺さります。

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7位 me me she

君の嫌いになり方を 僕は忘れたよ

どこを探しても見当たらないんだよ あの日どうせなら

「さよなら」と一緒に 教えて欲しかったよ

あの約束の破り方を 他の誰かの愛し方を

だけど本当は 知りたくないんだ

me me sheより

切ないですね。

me me sheはRADWIMPSの中でも最強の失恋ソングです。

「me me she」というタイトルをそのまま読むと「めめしい=女々しい」となります。

恋人と別れても引きずっている自分のことを指しております。

また、meは自分、sheは彼女を表し、「me me she=自分 自分 彼女」となり、自分のことを優先して彼女のことを自分の半分しか考えられていなかった、という思いも込められております。

ちなみに、「あの約束」というのは続きの歌詞に登場し、「100歳までよろしくね」という約束です。

一緒にいることが出来なくなったことを、「101年目がこんなに早く来るとは思わなかったよ」という約束を果たせなかった歌詞で表現しています。おしゃれで悲しい表現です・・・。

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6位 サイハテアイニ

僕にないものばかりで 出来上がった君だから

君の全部が欲しくたって いけないことなどないでしょう?

サイハテアイニより

自分が持ってないものを持っている相手は魅力的に映ります。

このサイハテアイニに出てくる歌詞と似たようなフレーズが、夢番地にもあります。

僕にあって 君になくて 君にあって 僕にないものがあるから

僕は君を 君は僕を 好きになれたんでしょう

夢番地より

一緒に暮らしていくパートナーを考えた時、性格が似ていることや考え方が似ていることは重要であるるかもしれません。

しかし、全部が全部一緒である必要なんてなく、相手が持っていないところを補完しあう存在こそ、理想のパートナーなのではないか、とも思うわけです。

自分にないものを相手が持っていたら、素直にそれを褒めることができ、その部分をお互いに尊重しあえることこそが理想なのではないかと考えさせられます。

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5位 25個目の染色体

強いて言うなら俺のこの ハッピー運とラッキー運だけは

一つずつ染色体に のせてあげてほしいな

25個目の染色体より

ヒトの染色体は46本あります。

それぞれ父親由来の染色体が23本、母親由来の染色体が23本です。

となると、タイトルの「25個目の染色体」というのは、普通の人の染色体より2個多い訳です。

それがこの最後の歌詞の「ハッピー運」と「ラッキー運」をのせた染色体です。

相手と会うことが出来たことを、自分の運がよかった「ラッキー運」と表現し、その運の良さを子供に引き継いであげたいと表現することが、相手への最大の愛情表現になっていると思います。

このような表現は後の「Tummy」でも使用されています。

一生の運を あの時きっと 一生分ぎゅっと 詰めてもやっと

いけるかいけないかくらいの ラッキーの使い道と使いどころを

知ってたんだ

Tummyより

この25個目の染色体とTummyに出てくる表現は、相手に対する最大の愛情表現であるように感じました。

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4位 オーダーメイド

「恐れ入りますがこの僕には 右側の心臓はいりません

わがままばかり言ってすいません」

僕に大切な人が出来て その子抱きしめる時初めて

二つの鼓動がちゃんと胸の 両側で鳴るのがわかるように


左は僕ので右は君の 左は君ので右は僕の

一人じゃどこか欠けてるように 一人でなど生きてかないように

オーダーメイドより

オーダーメイドは、1曲を通して、自分と神様が対話する形式で成り立っております。

神様からの質問に答えながら自分の体を作っていく、タイトル通りまさに「オーダーメイド」方式で自分自身を組み立てていくお話です。

上に挙げた歌詞は、その自分を作って行く過程の中の一節です。

神様は「腕も脚も口も耳も眼も 心臓もおっぱいも鼻の穴も 二つずつつけてあげるからね」と提案します。

それに対して「僕」は「口」と「心臓」は一つずつでいいと言うのです。

誰がこんな歌詞思いつくのでしょうか。それが野田さんです。

純粋に、発想力のすごさを思い知らされる歌詞でした。

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3位 大丈夫

君の「大丈夫」になりたい 「大丈夫」になりたい

君を大丈夫にしたいんじゃない

君にとっての「大丈夫」になりたい

大丈夫より

結婚するときに男性がよく女性に向かって「君を守る」とか、「君を幸せにする」ということがあると思います。

使い古された言い回しかと思いますが、私には少し違和感がありました。

君を何から守るのだろう、幸せは一緒になるものじゃないのか。
そんな風に考えておりました。

そんな漠然としたもやもやした思いを、この歌詞が代弁してくれたように思えました。

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2位 ラストバージン

終わりは始まり分かってるって ここまでもなんとかそうやって

いつもやってきたけど

これを終わらせたら間違いって 次の始まりなどいらないって

思える 今を ここで

ラストバージンより

2位はラストバージンのCメロから選びました。

この歌詞についてはそのままで、私の野暮な説明はいらないと思います。

ラストバージンは結婚式にかけたい曲ですね。

宮城県で行われた屋外ライブ「青とメメメ」で初公開され、一瞬で好きになったのを覚えています。
(ライブ直後に「五月の蠅」が配信開始され、同じ日に新曲2曲を聞くことになりました。こんなにも違う曲を、全く同じ人が作っているという衝撃を受けたことを今でも覚えています笑)

この曲は、MVと合わせてみてほしい曲でもあります。

このMVは、画面中央に絶えず丸い何かが映し出されます。

それはテーブルであったり、カーブミラーであったり、様々な丸が映し出されます。

Cメロの部分で一気に曲調が変わります。MVの中では血の描写があり、彼女が倒れてしまいます。
病院の手術代のライト、病室でリンゴを食べている皿、車いすの車輪、と画像が移り変わっていきます。

そしてラスサビに入る4音で「公園の地球儀」「デート中の自転車のタイヤ」「電球」「葛西臨海公園の観覧車」が映し出されます。これは、今までのデートや二人で行った場所を想起させていると思います。

事実、その後の歌詞も「何度も 何度でも 思い出せるように 歌にして」という歌詞が続きます。

その後は、親への挨拶のシーン、教会のベル、バージンロード、神父への誓いと続きます。

そして最後の丸は「指輪」の輪っかに指を通すところで終わります。

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1位 告白

これほど誰かが僕の真ん中を いっぱいにしてくれるとは

この世界が言うには絶対なんてないけど ねえ ここに一つあるよ

たった今 ほらできたよ

告白より

1位は迷わず「告白」から選びました。

この曲は聞くたびに鳥肌が立ってしまい、簡単に聞くことが出来ません。笑
全編通して、相手への想いが溢れています。

ラストバージンと並んで、結婚式でかけたい曲に挙げられます。

この曲は、曲の中のどの歌詞をとってもいいのですが、曲最後のこの部分を選びました。

37458という曲にも『「絶対なんて絶対ない」ってそれはもうすでに絶対です』という歌詞がありますが、この曲でもそんな強い歌詞「絶対」という言葉を使うほどに、「君」という存在は絶対だということを表しているのだと思います。

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まとめ

以上、RADWIMPSファンの私が感銘を受けた歌詞中の名言トップ10(恋愛編)をお送りしました。

野田さんの書くラブソングの特徴として、「君」に出会えることが出来た幸せ、「今」を一緒に過ごすことが出来ている幸せ、そしてお互いを尊重しあう幸せということが挙げられると思っております。

「君に出会えたことが奇跡」とか「君を大切にする」とか、そういう野暮な言葉ではなく、日常をそして今を大切に過ごしているからこそ書ける歌詞なのではないでしょうか。

私見ではありますが、以上が私の選ぶRADWIMPSの歌詞中の名言でした。

なお、本記事は恋愛の歌詞に注目した記事ですが、人生に注目を当てた記事も書いておりますので、良ければこちらもご覧ください!

【RADWIMPS】ファン歴10余年の私が感銘を受けた歌詞中の名言トップ10(人生編)
RADWIMPSファン歴十余年の筆者が、個人的に感銘を受けた歌詞トップ10をお届けします。

それではまた!

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