楽天証券で、米国上場ETF「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」を主要投資対象とした公募投資信託「楽天SCHD」の購入受付が2024年9月27日より開始されました。
楽天証券の口座をお持ちの方はどなたでも購入することが出来ます。
この投資信託の特徴をまとめると下記となります。
② 年4回の決算、3か月ごとの分配金
③ NISAの成長投資枠で投資可能
販売開始からわずか7日間、5営業日で残高100億円超となっており、人気を博している「楽天SCHD」についてまとめていきたいと思います。
楽天SCHD
特徴
① 高配当銘柄で構成
楽天SCHDは、「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」に投資し、配当収益の確保および中長期的な値上がり益の獲得を目指しております。
SCHDは「ダウ・ジョーンズ・USディビデンド100インデックス」に連動する投資成果を目指しており、それらは米国の配当利回りの高い100銘柄で構成されており、直近の配当利回りは3.58%となっております。
なお、構成銘柄上位10位は下記の通りとなっております。
(下記画像は(楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp))より引用)
配当利回りで比較すると、高配当株ETFのVYMよりは高く、SPYDよりは低い、といったところかと思います。
過去5年間の株価を、VOOやVYMと比較すると下記の通りとなっております。
青がVOO、オレンジがSCHD、赤がVYMとなります。
ただし、こちらは配当分が考慮されていないため、単純比較はできない点には注意が必要です。
② 年4回の決算、3か月ごとの分配金
毎年2, 5, 8, 11月の25日に決算が行われ、分配が行われます。
③ NISAの成長投資枠で投資可能
「楽天SCHD」はNISAの成長投資枠で購入することが可能となっております。
(積み立て設定も可能です。)
なお、信託報酬は年0.192%となっており、本家ETFの0.06%よりはやや高くなっておりますが、個人的には許容範囲内かと思います。
購入方法
楽天証券内の検索窓で「楽天SCHD」と検索しても、該当の投資信託は残念ながらヒットしません。
「楽天高配当」で検索すると、該当の投資信託を検索することができ、そこから購入することが可能となっております。
まとめ
「楽天SCHD」の特徴や買い方についてまとめてみました。
高配当株ETFのSPYD, HDV, VYM等に投資していた方々にとっては、新たな選択肢の一案になる投資信託であるように思いました。
本記事が参考になりましたら幸いです。
それではまた!
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