VTIはVanguard社が手掛けている米国ETFの1つで、米国株式市場全体をカバーするようなETFとなっております。
FIREを達成したことで話題の厚切りジェイソンさんも、このVTIに投資をしていると明言しております。
米国市場の成長に投資し、経費率も0.03%と低いため、長期的な資産形成を考えている方におすすめのETFかと思います。
また、VTIは一年間に4回(3・6・9・12)配当金が貰えます。
本記事では、VTIの配当金についてまとめていきたいと思います。
直近1年間と2021年12月の配当金
決算日 | 1株あたり配当金 |
2021/12/28 | $ 0.85920 |
2021/09/27 | $ 0.72420 |
2021/06/25 | $ 0.67530 |
2021/03/26 | $ 0.67160 |
2020/12/28 | $ 0.78180 |
2021年12月の配当金は「$0.85920」となりました。
こちらは前年12月の配当金と比較し、約9.9%の増配となります。
過去の配当金をグラフにすると下記のようになります。
VTIは配当ではなく値上がりに期待しているけど、配当が貰えるのは嬉しいよね。
配当利回り
下記2種類の方法により、配当利回りを算出したいと思います。
② 直近1年間の配当金を合計した額を年間配当金として算出
2021/12/23時点の株価($240.67)を用いて配当利回りを算出してみます。
①の場合
$0.85920×4=$3.4368
$3.4368÷240.67=0.0142…(=1.4%)
②の場合
$(0.67160+0.67530+0.72420+0.85920)=$2.9303
$2.9303÷240.67=0.0121…(=1.2%)
このように、計算方法によって配当利回りは変わってしまいます。
私個人としては、②の方法を用いて配当利回りを算出する方法を取った方がいいように思います。
理由としては、過去の傾向を見てわかる通り、配当金の額は月によって大きく異なるからです。
まとめ
2021年12月の配当金は昨年同月と比較すると約9.9%の増配となりました。
また、年間での配当金を昨年と比較すると、2020年が$2.7694に対し、2021年は$2.9303のため、総額的にも約5.8%の増配となっております。
本記事が参考になりましたら幸いです。
それではまた!
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