3月14日はホワイトデーです。
下記記事のように、バレンタインデーにETFを贈った女性も多いはずです(?)
ETFを貰ったお返しには、ETFを贈るのがおススメです。
また、仮にもし貰ったものがチョコだったとしても、そのチョコよりちょっといいETFを贈るのはおススメです。
ずっと何言ってるかわかんないわよ!
珍しく否定ペンギンちゃんの方がまともだ・・・。
ETFというのは“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。
連動する指数は株式だけに限らず、債券やREIT、金など、様々なものがあります。
連動する指数を選び、いわば詰め合わせパックを買うような感覚に近いかと思います。
この記事では、ETFの中でホワイトデーにおすすめなものを、私が独断と偏見で一つ紹介したいと思います。
LQD
私が今回紹介するのは、LQDと呼ばれるETFです。
LQDは「iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF」と呼ばれます。
2月25日時点で、2373社の投資適格社債に投資するファンドです。
「投資適格社債」というのは、格付けによって決まります。
民間の格付け機関が、債券の信用リスクを判断できるように、特定の記号で格付けを表現しています。
その格付けは、信用リスクが低い順に、AAA, AA, A, BBB, BB, B, CCC, CC, C・・・となっております。この中で、BBB以上のものが、投資適格社債とされております。
格付け会社には様々なところがありますが、代表的なS&P(スタンダード&プアーズ)の格付け定義等に関しては、下記のリンク先をご参照ください。
S&Pの格付け定義等:getPDF (standardandpoors.com)
LQDの特徴は下記3点となります。
1. 2000を超える投資適格社債に、低コストで分散投資可能
上記で説明したように、LQDは2000社を超えるBBB以上の社債を集めたファンドです。
その人気は高く、純資産総額は44,705,171,074USD(2021年2月25日時点)となっております。
また、その信託報酬は0.14%となっております。
これだけの低コストで、2000社を超える社債に分散投資を行うことが出来ます。
2. トータルリターンが安定している
こちらは、iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF (blackrock.com)からの引用となります。
2016年:5.97
2017年:7.16
2018年:-3.76
2019年:17.13
2020年:11.14
と、安定したトータルリターンとなっております。
もちろん、マイナスになっている年もありますが、債券をポートフォリオに組み込むとしたら一考の価値があるファンドであるように思います。
3. 毎月分配金が貰える
毎月分配金が貰えるというと、思わず「たこ足配当」を思い浮かべてしまうため、印象が良くないかもしれません。
ただし、LQDに関しては、債券の利息を分配しているため、たこ足配当で毎月配当金が出ているわけではありません。
毎月分配金が入ってくるというのは、単純に嬉しいですよね。
ホワイトデーだけじゃなく、毎月君にプレゼント(配当)をあげたいんだ!
それはいい心がけね!毎月とは言わず毎日ちょうだい!
まとめ
LQDは2000社を超える投資適格社債に投資するファンドです。
もちろん、元本割れのリスクや、日本から投資する場合は為替リスクもあります。
ただし、上記に挙げたメリットを換算し、ポートフォリオの一部に組み込むのも一案かと思います。
また、「君との安定した将来のため」という名目で購入するのもおススメです。
それではまた!
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