AmongUsのYoutube実況等で、クルーとインポスター以外の役職をプレーしている動画をご覧になった方も多いのではないでしょうか。
このようなクルーとインポスター以外の他役職をプレーするためには「MOD」と呼ばれる改変を導入する必要があります。
MODというのは、Modificationの英単語の略で、そのゲームの内容や動作を変更するプログラムやデータのことを指します。
MODは基本的に、開発者ではなくユーザー側が作成し、ゲームに適用できるようにしたプログラムの総称となります。
MODでは、クルーとインポスターの2つの陣営とは異なる、第3陣営のチームを導入することができます。
そんな中でも「ジャッカル」という役職は、クルー及びインポスターをキルすることができる第三陣営として、とても面白いです。
本記事では、そんなジャッカルの基本戦略や立ち回りを考察してみたいと思います!
ジャッカルとは
ジャッカルはクルーでもインポスターでもない第3の陣営となります。
クルー及びインポスター等、誰でもキルすることができ、最後の一人になった場合に勝利となります。
インポスターが全滅した場合、ジャッカルが残っているとゲームは終わらず、クルーとジャッカルで最後の勝利を競い合うことになります。
また、クルーが全滅した場合も、ジャッカルが残っているとゲームが終わらず、インポスターとジャッカルで最後の勝利を競い合うことになります。
ジャッカルが入った際、勝利条件の優先順位は下記となります。
1 インポスター:サボタージュ勝利
2 クルーメイト:タスク勝利
3 ジャッカル:インポスターが全滅、ジャッカルとクルーの人数が同じになる
4 インポスター:ジャッカルが全滅、インポスターとクルーメイトの人数が同じになる
5 クルーメイト:インポスター・ジャッカル全員を追放する
また、ジャッカルとインポスターの同じ点及び異なる点は下記となります。
・ベントに入ることができる
<異なる点>
・ジャッカルはクルー・インポスターの両方をキルすることができる
・ジャッカルにはサボタージュ発動権がない
・停電時はクルー同様に視界が狭まる
・キルクールタイムはドアを開けている際にも減っていく
(梯子・移動床使用時にはインポスター同様たまりません)
基本戦略
ジャッカルは他に仲間がいなく、単独勝利を目指す第三の陣営となります。
ゲーム途中でインポスターにキルされたり、会議で吊られたりした場合はその時点で負けとなります。
すなわち、いかにキルされないまたは吊られないように自分の身をどうやって守るのか、というのが課題となります。
インポスターにキルされない立ち回り
インポスターにキルされないようにするためには、下記方法が考えられます。
・サボタージュを積極的に直しに行く
・インポスターにジャッカルであることを悟らせる(時と場合による)
・最終的にはインポスターを裏切る
ゲーム序盤でキルされてしまっては、ジャッカル陣営としての勝利は見込めません。
そのため、人目につかないような場所に行くのはなるべく避けるようにした方がいいかと思います。
また、サボタージュに向かえば他の人から視認される可能性も増え、自分のアリバイを証明することもできるため、積極的に直しに向かった方がいいかと思います。
インポスターとしては、ゲーム序盤はジャッカルではなくクルーをキルしたいと考えています。
そこで、一つの戦略としては、自分がジャッカルであることをインポスターに暗示することができれば、ゲームを有利に進めることができます。
例えば、キルされた死体を発見した場合、会議でその死体場所には死体がなかったと言えば、自分がジャッカルであることをインポスターに暗に伝えることが出来ます。
または、自分目線でインポスターが特定できた場合、会議で自らラインを繋ぎに行くこと等でも自分がジャッカルであることを伝えることができます。
このように、ゲーム序盤はインポスターにキルされないように立ち回るのが一つの戦略になるかと思います。
吊られない立ち回り
ゲーム序盤に会議で吊られないようにするためには、下記方法が考えられます。
・誰かに視認情報を作らせる
ゲーム序盤で吊られてしまっては勝利が見込めないため、基本的にはゲーム序盤はキルを起こさず、怪しまれないことが重要となります。
(もちろん、時と場合や戦略等により、最初からガンガンキルを通す方法もあるかと思います)
また、他プレイヤーから視認情報を得ることによって、確白位置に入ることができれば、投票で吊られる可能性を下げることができるかと思います。
盤面ごとの応用戦略
残り7人盤面
自分が疑われていない場合
自分が疑われていない場合は、自分の保身を第一に考えることが重要かと思います。
会議では吊られない立ち回りをしましょう。
7人盤面でインポスター1人、ジャッカル1人が残っていて、誰も吊られなかった場合の戦略は、残り5人盤面の方で詳述いたします。
自分が疑われている場合
自分が疑われてしまい、吊られそうになった場合、インポスターが2人とも残っていれば、一か八かの賭けに出ることもできます。
それは、ジャッカルCO(カミングアウト)です。
自分がジャッカルであると名乗り出た場合、一見すぐに吊られそうに思いますが、クルー側としてはここでジャッカルを吊ってしまうと、残りクルー4人に対しインポスター2人となってしまい、ダブルキルで負けの盤面となってしまいます。
そのため、クルー側としては、ジャッカルよりもインポスターを投票で吊ることを優先したいという心理状況があります。
その心理を逆手に利用し、自分がジャッカルであると名乗り出ることにより、その場での吊りを回避することができます。
ただし、もちろんこの戦略は諸刃の剣となるため、使用する際には細心の注意が必要です。
残り5人盤面
ジャッカル陣営はインポスター陣営とは異なる陣営です。
ゲーム序盤ではインポスターにキルされないように自分がジャッカルであることをインポスターにほのめかした上で共闘する戦略もありますが、最後はインポスター陣営をも滅ぼさないことには勝利とならないため、どこかのタイミングで裏切る必要があります。
裏切るタイミングの駆け引きは色々あるかと思いますが、人外がジャッカルである自分とインポスター1人の場合、個人的には7人→5人盤面になった時がベストであると考えております。
7人盤面になった際に、インポスターと2キルを起こし5人盤面にします。
そして、死体発見レポートをして、インポスターと対抗位置に入り、議論でインポスターを吊るように誘導します。
そして、死体発見レポートされていない方の死体は、自分とインポスター以外の誰かがキルをしたような議論誘導をします。
そうすると、上手くインポスターが吊れた場合、自分以外の3人のうち誰かが人外であるという議論に話が進み、他プレイヤーからの自分の印象として、インポスターを吊った人間=クルーであると思わせることができます。
これが上手くいけば、自分が吊られることなく残り3人となり、後は1人をキルするだけの盤面になります。
注意点としては、インポスターと対抗位置に入った際に自分が吊られないよう、最初はキルを起こさず確白位置に入っておくこと、そして残りの1死体は自分とインポスター以外の人がやったように見せかける議論誘導をすることが重要となります。
残り3人盤面
残り3人のうち、インポスターが1人・クルーが1人残っている場合は勝てる確率がかなり高いです。
投票では、ジャッカルであることをCO(カミングアウト)し、インポスターと共闘して票をクルーに合わせるPP(パワープレイ)をすることでクルーを吊ることもできますし、それを裏切ってクルーの投票に合わせてインポスターを吊ることもできます。
また、クルーを吊った後はインポスターとの1vs1となりますが、ジャッカルの方がドア開けの際もキルクールタイムが上がることから、基本的にインポスターよりもキルクールタイムがたまりやすいため、斬りあいでは有利となります。
まとめ
本記事では、私が考えたジャッカルの戦略をまとめてみました。
ジャッカルはクルーでもインポスターでもない第3の陣営となるため、考えることが多く少し難しいですが、勝てた時は気持ちが良いかと思います。
本記事で述べているのはあくまで私見に過ぎず、いろいろな考え方や戦略があるかと思います。
ゲームの展開や場面によって、自分なりの勝ち筋を探していくのが面白いかと思います。
本記事が戦略を考える上での一助になりましたら幸いです。
下記記事でMODの他役職を解説しているため、よければこちらの記事もご覧ください。
それではまた!
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