
Deviation Gameは、自分が描いた絵をAIに見破られないようにするという、非常に現代的でユニークなゲームです。
AIが進化する時代だからこそ生まれた、“人間らしさ”を試されるお絵描きゲームとして注目を集めています。
本記事では、そんなDeviation gameについてまとめていきたいと思います。
Deviation game
Deviation gameとは
公式による説明は下記となっております。
最先端のAIをだます協力型お絵描きパーティーゲーム!このゲームでは2〜6人が協力してAIに挑みます。それぞれのプレイヤーには「ネコ」や「資本主義」といった秘密のお題が与えられ、このお題を人間のプレイヤーには理解できるが、AIには理解できないように描くことができれば人間たちの勝利です。
デヴィエーション・ゲームより
ポイントは、
- 上手な絵を描くことが目的ではない
- AIが間違えて、人間のみが理解することがゴール
という点にあります。
ゲームの進め方
①お題選択
まず描き手は3つの選択肢が与えられ、その中から描く絵を1つ選択します。
なお、お題が3つとも気に入らない場合は、1回まで異なる選択肢に変更することが出来ます。
②絵を描く
次に、120秒以内にお題の絵を描きます。
制限時間内であれば、途中で完了することも可能です。
なお、描き直しが出来ないことに注意が必要です。
③絵を予測する
絵が完成したら、他のプレイヤーはその絵が何かを予測して解答します。
④答え合わせ

最後に、答え合わせを行います。
AIに当てられると、AI側に+1ポイントとなります。
AIが当てずに、人間側が誰か一人でも合っていれば、人間側に+1ポイントとなります。
また、AIだけが当てる、もしくは人間だけが全員当てることが出来ると、ボーナスポイントとして2倍のポイントが入ります。
実際にプレイしてみて
実際にプレイしてみたところをいくつか紹介していきたいと思います。
1回目

まずは「モノ」というお題で、上記の絵を描いてみました。

実際の答え合わせの様子がこちらです。
人間側は5人中4人が正解、AIにも確証度97%で完全にばれてしまいました。
2回目

次に、「場所」というお題で、上記の絵を描いてみました。

見事、AI側が「駅」と間違えたのに対し、人間側が「ゴルフ場」と答え、4名中1人が正解することができ勝利することが出来ました。
まとめ
Deviation gameについてまとめてみました。
AIの予測精度がかなり高く、人間側が誰もわからないのに対し、AI側だけがわかる、といったことも何度か発生し驚きました。
「国家」というお題に対して、縦に長い線を1本描いただけの絵も、「チリ」と正しく正解しておりました。
人間側だけがわかるように、絵を工夫して描くことがとても面白く感じました。
本記事が参考になりましたら幸いです。
それではまた!






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