Feignというゲームをご存知でしょうか。
「イノセント」・「インポスター」・「ニュートラル」の3陣営に分かれて行う人狼ゲームのようなゲームで、「バカ」と呼ばれる一風変わった役職が存在することが特徴的なゲームとなっております。
4~12人で遊ぶことができ、1ゲーム早くて10分、長くても30分程度で終わるため、気軽に遊ぶことが出来るかと思います。
本記事では、そんなFeignに存在する役職についてまとめていきたいと思います。
(2023年11月16日追記)
2023年11月16日に行われたアップデートについては、下記記事でまとめておりますため、良ければこちらの記事もご覧ください!
Feignのルール
まず、プレイヤー全員に対して役職が割り当てられます。
プレイヤーは大きく分けて下記3陣営に分かれます。
② インポスター(人狼陣営)
③ ニュートラル(第三陣営)
イノセント(村人陣営)
インポスター・ニュートラルを見つけ出し、昼の議論時に投票によって追放します。
他の陣営を全て追放することが出来れば勝利となります。
インポスター(人狼陣営)
夜に他のプレイヤーを襲撃することが出来ます。
イノセントの数とインポスターの数を同数にすることが出来れば勝利となります。
ニュートラル(第三陣営)
ニュートラルの勝利条件は役職によって異なります。
Feignの役職(全17種類)
Feignの役職は全17種類あります。
大きく分けると、下記のようになっております。
イノセントのみ
バカ
Feign最大の特徴である「バカ」は、何らかのイノセント役職を与えられたように見えますが、実際は何の能力も持っていません。
能力が使えているのかどうか、他プレイヤーとの議論から推測する必要があります。
また、殺害されるもしくは役職が開示されるまでは「バカ」であることはわかりません。
なお、後述する「挑発者」は「バカ」になることはありません。
<ドクター>
ドクターがバカの場合でも、相手の家に行ったことが伝わります。
すなわち、訪問結果からバカかどうかはわからないようになっております。
<ネズミ>
ネズミでもバカである可能性があります。
すなわち、朝の行動でネズミのモーションをしたとしても、バカの可能性があります。
ネズミがバカだった場合、占いではデタラメな結果を受け取ります。
<ルックアウト>
ルックアウトがバカの場合、多数のプレイヤーが家に訪問しているという結果を受け取ってしまい、すぐに自分がバカであると悟ってしまっておりましたが、バカのルックアウトが見る訪問者の数が減りました。
(なお、バカのルックアウトが「訪問者なし」という結果を受け取ることもあります。)
ドクター(使用回数制限:制限なし)
「ドクター」は選択したプレイヤーが死亡した場合、生き返らせることが出来ます。
選択されたプレイヤーは、自身の生死に関わらず、ドクターが訪問したことを把握することが出来ます。
なお、2回連続で同じプレイヤーの家を訪問することは出来ません。
インポスターのみ
ブレイマー(使用回数制限:2回)
「ブレイマー」は選択したプレイヤーの役職をインポスターに見せます。
なお、インポスター陣営にも同一役職がある場合は、役職はそのままに陣営だけ変化して見えます。
(例:緑のねずみが対象となった場合、赤のねずみに見えるようになります)
クリーナー
「クリーナー」は選択したプレイヤーが死亡または追放された場合に、公表される役職をわからなくします。
クリーナーの能力を行使した際、家にクリーナーが来たことは相手に分かりません。
また、クリーナーをした対象のプレイヤーにインベスティゲーターまたはねずみが能力を行使した際、黄色のはてなマークが出て、結果がわからないようになっております。
イノセントまたはインポスター(どちらの可能性もある)
ねずみ(使用回数制限:1回)
選択したプレイヤーの役職と陣営を知ることが出来ます。
能力を使用した場合、次の昼のターンに、能力を使用したことが全員に公表されます。
なお、能力は1回のみ使用することが出来ます。
ポリス(使用回数制限:制限なし)
選択したプレイヤーの家を訪問し、外に出ることを出来なくさせます。
外に出ることが出来なくなったプレイヤーは、能力を使用することが出来ません。
なお、ポリスが外出を防止した時は、相手に姿が見えますが、相手から自分の色は見えません。
また、ポリスの訪問先のプレイヤーが外出をしなかった場合、「外出をしていないこと」を知ることが出来ます。
なお、2回連続で同じプレイヤーの家を訪問することが出来ません。
トラッパー(使用回数制限:制限なし)
選択したプレイヤーの家にトラップをしかけます。
その家を訪問した人はトラップにかかり、能力を使用することが出来なくなります。
訪問者が複数いた場合はランダムで一人が選ばれます。
ルックアウト(使用回数制限:制限なし)
指定したプレイヤーの家に、誰が訪問したのかを知ることができます。
ただし、「シリアルキラー」「トラッパーにかかった人」は知ることが出来ません。
インベスティゲーター(使用回数制限:制限なし)
選択したプレイヤーの役職と陣営を2択に絞り込むことが出来ます。
(正しい結果と間違った結果の2つを受け取ります)
1つはイノセント陣営の役職で、もう一つはインポスター陣営もしくは第三陣営の役職が表示されます。
挑発者(使用回数制限:2回)
選択したプレイヤーの家を訪問し、翌日の昼に票を2票入れた状態でスタートすることが出来ます。
ゲーム終了時に挑発者とインポスターが一緒に生存しており、その夜にインポスターに対し挑発行為を行った場合、挑発者が勝利します。
また、挑発者の能力を行使した先のプレイヤーが死んでしまった場合、使用回数の制限が減ることはありません。
トラッカー(使用回数制限:制限なし)
一人のプレイヤーを選択し、そのプレイヤーの家の前にペンキを注ぎます。
そのプレイヤーが家を出た場合に足跡が付くため、そのプレイヤーが昨晩訪れた家を朝に知ることが出来ます。
ただし、シリアルキラーには無効となります。
ニュートラル
シリアルキラー
「シリアルキラー」は選択したプレイヤーを殺害することができ、その際にトラッパーやポリスの妨害を受けません。
勝利条件は、他のプレイヤーをすべて死亡させることとなります。
シリアルキラーがキルしたプレイヤーは、役職が「わからない」と出ます。
ボマー
「ボマー」は夜の行動で、選択したプレイヤーの家の中に爆弾を仕掛けることが出来ます。
または、仕掛けた爆弾を爆発させることが出来ます。
勝利条件は、他のプレイヤーをすべて死亡させることとなります。
なお、ボマーによる爆弾の起爆は、ポリスによって止められません。
サバイバー(使用回数制限:3回)
「サバイバー」は夜の行動で殺害されても3回まで復活することが出来ます。
勝利条件は、ゲームが終了するまで生存することとなります。
シーフ
「シーフ」は選択したプレイヤーを殺害し、殺害したプレイヤーの役割を盗むことが出来ます。
勝利条件は、盗んだ先の役職の勝利条件となります。
<シーフがボマーの役割を盗む場合>
盗む前のボマーが設置した爆弾を引き継ぎます。
なお、もし爆弾が自分に仕掛けられていた場合、自分の家の爆弾以外が爆発するため心配する必要はありません。
<シーフがインベスティゲーターの役割を盗む場合>
インベスティゲーターの役割行使の結果を引き継ぎます。
魔術師
夜に一人のプレイヤーを選択し、そのプレイヤーの役職を予測します。
その予測が正しければ、そのプレイヤーを殺すことができ、逆に間違えてしまうと自分自身が死んでしまいます。
魔術師は家を出ずに攻撃を行うため、トラッパー、ポリスいずれも魔術師を止めることはできません。
また、ドクターも魔術師によって殺されたプレイヤーを救うことが出来ません。
なお、魔術師は夜間のあらゆる攻撃から身を守れますが、ゴーストの道連れによる殺害は例外となります。
そのため、魔術師を負けさせる方法は、昼間の投票で追放するか、ゴーストの道連れによる2種類となります。
ゴースト
夜に一人のプレイヤーを選択し、そのプレイヤーの家の前にろうそくを設置します。
ゴーストが投票によって追放された場合、次の夜にろうそくを置いたプレイヤーを殺すことが出来ます。
ゴーストの道連れによって追放されたプレイヤーは、自陣営の勝敗に関係なく負けとなります。
ゴーストの勝利条件は、投票により追放され、夜にろうそくを置いた人を殺すことです。
そのため、夜にろうそくを置いたプレイヤーが他のインポスターやニュートラルによってキルされてしまった場合は、投票によって追放されないようにする必要があります。
なお、サバイバーはゴーストのキルを防ぐことは出来ません。
また、ドクターもゴーストによって殺されたプレイヤーを救うことが出来ません。
まとめ
おバカ人狼「Feign」の役職についてまとめてみました。
人狼ゲームでは素村が存在しますが、Feignではすべてのプレイヤーが役職を持っているため、素村が存在しません。
また、「バカ」がいることによって、その戦略の幅が広がりますし、何といっても仲間とバカバカ言い合いながらゲームをするのは楽しいかと思います。
簡単なルールと流れについては下記記事でまとめておりますため、良ければこちらの記事もご覧ください。
本記事が参考になりましたら幸いです。
それではまた!
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