現代はスマホやタブレットが普及し、パソコンを使用する機会が以前より少なくなったように思います。
少し調べ物をしたい時は、パソコンを起動させるよりも携帯とかタブレットの方が楽だわ!
社会人は仕事でパソコンを使用する方も多いと思いますが、学生はさらにそれが顕著な気がします。パソコンを開くよりも、携帯やタブレットを開く方が手間が少ないので、何かを調べようと思った時なども、そっちに頼りがちです。
ただし、学生でもレポートを書く際や卒論を書く際には、パソコンを使うことは避けては通れないと思います。
私もパソコンは得意な方ではありませんでしたが、学生の頃に研究室に所属し、進捗報告や卒論を執筆する際に少し勉強をしました。
本記事では、そんなパソコン初心者のために、知っておくと便利なショートカットキーをレベル別に紹介していきたいと思います。
初級編
【1】Ctrl + C, Ctrl + V, Ctrl + X
「Ctrl+C」は「コピー」をする際に使用するショートカットです。
これは、ショートカットキーの基礎中の基礎となります。
CがCopyの略と覚えておけば忘れにくいかと思います。
今まで右クリックをしてコピーをしてた方もいらっしゃると思いますが、これからはCtrl+Cを押してコピーをするようにしましょう。
慣れないうちは、右クリックの方が早いと感じますが、慣れてくるとCtrl+Cの方が圧倒的に早く、作業効率を格段に上げることが出来ます。
また、「Ctrl+C」でコピーしたものを、「Ctrl+V」で「貼り付け」することができます。
こちらもセットで覚えるようにしましょう。
「Ctrl+C」の仲間として、「Ctrl+X」もあります。これは、「切り取り」にあたります。
これもキーボードのCの横にあるため、一緒に覚えてしまいましょう!
【2】Ctrl + S
「Ctrl+S」は「保存」するときのショートカットキーとなります。
新規ファイルの場合は「名前を付けて保存」、既存ファイルの場合は「上書き保存」となります。
SがSaveの略だと覚えておけば忘れにくいかと思います。
卒論やレポートを書く際、こまめにCtrl+Sを押すようにしましょう。
そうすることで、もしパソコンがいきなり切れてしまった場合や、強制終了してしまった場合などに、途中までの記録を保存しておくことが出来ます。
せっかく何時間もかけて書いたファイルを無駄にしないようにするためにも、一作業終えたらCtrl+Sを押す習慣をつけておくといいと思います。
【3】Ctrl + P
「Ctrl+P」は「印刷」するときのショートカットキーとなります。
PがPrintの略だと覚えておけば忘れにくいかと思います。
ここまで書いてきたレポートを実際にプリンターで印刷するときに使用します。
【4】Ctrl + Z, Ctrl + Y
「Ctrl+Z」は「ひとつ前に戻る」、「Ctrl+Y」は「ひとつ前に進む」際に使用します。
この「Ctrl+Z」、正直かなり使用頻度が高いです。(個人的に、Ctrl+Yはそうでもないです)
何か作業をしていて、間違って消したくないところを消してしまった場合。
いらない図表を貼ってしまった場合。
ひとつ前の作業に戻りたい場面にたびたび遭遇することがあると思います。
そんな時に、「Ctrl+Z」を使用することで、簡単に元に戻ることが出来るため、絶対に覚えておいた方がいいショートカットキーの一つとなります。
中級編
【1】Ctrl + A
「Ctrl+A」は「全選択」する際に使用します。
AがAllの略だと覚えておけば忘れにくいかと思います。
そこにあるすべての文書を選択してコピーしたい時や、すべてを削除したいときに使用します。
わざわざマウスでビーッとすべてを選択するよりも、はるかに楽に選択することが出来ます。
【2】Ctrl + B, Ctrl + I, Ctrl+U
「Ctrl+B」は「太字」、「Ctrl+I」は「斜体」、「Ctrl+U」は「下線」となります。
それぞれ、BがBold、IがItalic、UがUnderlineの略だと覚えておけば忘れにくいかと思います。
これらは、文章を書くときに使用することが出来ます。
【3】Ctrl + F
「Ctrl+F」は「検索」する際に使用します。
FがFindの略だと覚えておけば忘れにくいかと思います。
文献を読んでいて、ある特定のキーワードが使用されているか文章内を検索したい時や、文章内にそのワードが何回出てくるのかを調べたい時に便利です。
上級編
【1】Windows + D
「Windows+D」は「すべてのウィンドウを最小化」する際に使用します。
開いているウィンドウを全て最小化してくれるため、デスクトップにあるアイコンを選択するときなどに便利です。
また、ショートカットキーではなく、画面右下の四角をクリックすることでも同じくすべてのウィンドウを最小化することが出来るため、こちらも併せて覚えておくと便利です。
【2】Alt + Tab
「Alt+Tab」は「直前のウィンドウに切り替える」際に使用します。
また、直前でなくても、Tabを何回か繰り返し押すことによって、任意の開いているウィンドウに切り替えることが可能となります。
これ、最初のうちは何に使うのかと思っていましたが、今ではこれがないと作業効率がかなり落ちると思っているほど便利なボタンです。
例えば、Excelにデータがあって、それをWordに貼り付けたい場合、わざわざ下のバーからExcelを選んで、それをコピーしてWordを開いて・・・とするよりも、Alt+Tabを使用できれば、その一手間がなくなります。また、複数のウィンドウを開いている際にさらにその力を発揮します。
このショートカットキーは、必ず覚えておいた方がいいと思います。
【3】Windows + Shift + S
「Windows + Shift + S」は「スクリーンショット」の際に使用します。
これはそのままですが、画面のキャプチャを取りたい時等に使用します。
まとめ
以上、役に立つショートカットをレベル別に紹介してきました。
ここにあるのは、初心者向けのショートカットとなっており、作業を効率化するためにはまだまだいくつものショートカットがあります。
ここにあるのはその使用頻度がかなり高いものだと思いますので、まずはここにあるショートカットをマスターするようにしましょう!
それではまた!
コメント