老後2000万円問題、物価上昇によるモノの価格高騰、新NISAの運用開始…
お金の心配があり、金融系の知識を身に付けたいとは思っているけれど、何から始めたら良いかわからない、という方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方にとって、効率よく様々な金融系の知識を学ぶことが出来るのが、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格かと思います。
私は金融系の仕事をしているわけではありませんが、2024年4月にFP3級を取得し、同9月にFP2級の試験を受けてきました。
その体験記を記していこうと思います。
FP2級
勉強方法
私の勉強方法は、基本的には下記テキストと問題集を使用して勉強しました。
カラーで図解があり、重要事項が赤文字でまとめられているため、視覚的にもわかりやすくなっているかと思います。
4月にFP3級の試験を受けた後、その記憶が残っている内にFP2級も受けたいと思い、そこから勉強できる日に1時間位ずつ勉強しました。
教科書を1周して大体の内容を把握し、そこからは問題集と過去問演習を行いました。
そして、問題を解いていくうちに自分の苦手な分野や傾向がわかってくるため、その部分の参考書をもう一度読み直していく、という形で勉強を進めました。
試験体験記
本番の試験では、このような紙の冊子と解答用紙が配布されます。
私はFP協会の資産設計提案業務を受験しました。
個人的な感想にはなりますが、過去問にないような傾向の問題が出てきたり、選択肢のうち2つまでは絞れるが、そこから1つに決めきれない、という問題が数多くあり、いつも解いていた過去問よりは難しく感じました。
学科では、時事問題としてなのか、第10問にスマートフォン決済の問題が出題されたり、問題40にインボイス制度の問題が出題されておりました。
実技では、問5のゼロクーポン債や問32の住宅ローンの借入可能額を計算する問題が出題され、過去問で見たことがない傾向だったため、少し戸惑いました。
また、問22ウは遺留分を求める問題ですが、選択肢に3/8があったら間違えて選択していただろうと思い、選択肢に3/8がなくて良かったなと思いました。
実技は自分で過去問を解いていたときは90分かかることはあまりなかったのですが、本番は問題が難しかったことや、いつもより注意深く解いたこともあり、途中退出せず90分使って問題を解きました。
自己採点の結果、学科が46/60、実技が90/100でした。
合格発表
約1か月後、結果通知書が届きました。
結果は、自己採点通り、学科が46/60、実技が90/100で、無事合格することが出来ました。
まとめ
2024年9月に受けたFP2級の体験記をまとめてみました。
様々な金融系の知識を広く習得したい方にとっては、資格を取る・取らないに関わらず、勉強して損はない資格かと思います。
本記事が参考になりましたら幸いです。
それではまた!
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