TOEICは、日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語の力を測定する、世界共通のテストです。
TOEICは160か国、約14,000の企業・団体等が活用しており、日本でも2020年度にはTOEIC Program全体で約2,900の企業・団体・学校等で採用されております。
中でもTOEIC Listening & Readingは一番メジャーなテストで、聞く力と読む力を測定するテストとなっております。
今回はそんなTOEIC L&Rテストの2020年の国別平均スコアについて、ランキング形式で紹介していきたいと思います!
なお、対象としているのは年間の総受験者数が500人以上の国で、TOEIC公式からアナウンスされているこちらの記事(2020 REPORT ON TEST TAKERS WORLDWIDE:TOEIC Listening and Reading Test (iibc-global.org))を参考にしております。
日本の平均スコア
各国の平均スコアを確認する前に、日本の平均スコアを確認してみましょう。
・Total:531
・Listening:296
・Reading:236
日本の平均スコアは【531】となっております。
国別平均スコア
それでは次に、国別の平均スコアを確認してみましょう。
| 順位 | 国名 | スコア |
| 1 | ドイツ | 826 |
| 2 | フィリピン | 773 |
| 3 | チュニジア | 750 |
| 4 | コスタリカ | 749 |
| 5 | チリ | 745 |
| 6 | モロッコ | 744 |
| 7 | フランス | 740 |
| 8 | スペイン | 738 |
| 9 | ニカラグア | 723 |
| 10 | ペルー | 719 |
| 11 | アルジェリア | 684 |
| 12 | 韓国 | 683 |
| 13 | インド | 674 |
| 14 | コロンビア | 662 |
| 15 | ブラジル | 660 |
| 16 | カメルーン | 638 |
| 17 | マレーシア | 634 |
| 18 | ギリシャ | 628 |
| 19 | メキシコ | 628 |
| 20 | コートジボワール | 621 |
| 21 | エルサルバドル | 616 |
| 22 | ポーランド | 606 |
| 23 | 香港 | 589 |
| 24 | 台湾 | 564 |
| 25 | セネガル | 563 |
| 26 | 中国 | 533 |
| 27 | 日本 | 531 |
| 28 | アルバニア | 523 |
| 29 | モンゴル | 517 |
| 30 | ベトナム | 491 |
| 31 | 台湾 | 485 |
| 32 | インドネシア | 391 |
1位はドイツの【826】となっております。
ドイツの公用語はドイツ語ですが、ドイツ語と英語は共通点が多いことや、ドイツでは平均して小学3年生から英語教育が始まること、その教育では主に【話す・聞く】ことに重点が置かれていること等が、スコアが高い理由に挙げられるかもしれません。
また、日本のスコアは32か国中27位となっておりました。

日本の英語教育では「読む・書く」が中心で、英語のテストも大体長文読解や英作文だね。
決してそれが悪い訳ではないけど、活きた英語力を向上させるためには、議論やスピーチといった実践的な方法も練習しないといけないかもね。
まとめ
国別のTOEICスコアランキングを紹介いたしました。
本記事が参考になりましたら幸いです。
それではまた!







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