【2024年最新】ダウの犬投資法 -配当戦略まとめ-【米国株】

投資

株式投資は多くの人々にとって魅力的な投資手段ですが、その中でも安定した利益を追求するために用いられる戦略があります。

その中でも「ダウの犬投資法」という手法は、比較的簡単に理解できる方法でありながら、効果的な結果をもたらす手法として知られています。

この記事では、ダウの犬投資法について解説していきたいと思います。

※本サイトに記載されている投資手法や、個別の銘柄については、あくまでも参考としていただき、その手法や銘柄の売買を推奨するものではありません

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① ダウの犬投資法とは

「ダウの犬投資法」は、米国の投資家でありジャーナリストでもあるマイケル・オヒギンズ (Michael B. O’Higgins) によって提唱されました。
彼は、1991年に発表した著書「Beating the Dow」の中でこの戦略を紹介しました。

「ダウの犬」とは、ダウ・ジョーンズ工業株30種平均(通称:ダウ)に含まれる銘柄の中から、配当利回りが最も高い銘柄を選んで投資するという戦略です。
この戦略は、配当利回りが高い銘柄は市場で低評価されており、将来的な成長が期待できる可能性があるという考え方に基づいています。

ダウの30銘柄の中から配当利回りが高い銘柄を選び、それを1年間保有するという方法を提案しました。

この投資戦略は、投資家にとって比較的簡単に実践できる手法でありながら、安定した配当収入を得ることができるとして広く知られるようになりました。

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② ダウの犬投資法の手順

ダウの犬投資法の具体的な手順は下記のとおりです。

① ダウの30銘柄をリストアップし、配当利回りの高い順に上位10銘柄を選別します。
② 10銘柄に投資を行い、1年間保持し続けます。
③ 1年後、改めて配当利回りを算出し、上位10銘柄の交換・リバランスを行います。
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③ ダウの犬投資法のメリット

ダウの犬投資法には、下記のようなメリットがあります。

① 安定した配当収入:配当利回りが高く、安定した配当収入を得ることが出来ます。
② 割安な銘柄の発見:配当利回りが高い銘柄は市場で低評価されている可能性が高く、割安な銘柄を見つけることが出来ます。
③ 長期投資の観点:長期的な視点で株式投資を行うことが出来ます。
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④ ダウ30銘柄

下記ダウ30銘柄となります。

銘柄ティッカー2月株価配当利回り
アップルAAPL181.420.53%
アムジェンAMGN277.463.24%
アマゾンAMZN173.16
アメリカン・エキスプレスAXP218.031.10%
ボーイングBA2072.40%
キャタピラーCAT329.561.58%
セールスフォースCRM299.770.53%
シスコシステムズCSCO48.063.33%
シェブロンCVX152.344.28%
ディズニーDIS110.80.68%
ダウDOW55.15.08%
ゴールドマン・サックスGS393.182.80%
ホーム・デポHD377.612.38%
ハネウェルインターナショナルHON197.572.19%
IBMIBM185.33.58%
インテルINTC41.991.19%
ジョンソンエンドジョンソンJNJ161.552.95%
JPモルガンJPM161.552.28%
コカ・コーラKO60.43.21%
マクドナルドMCD295.192.26%
3MMMM91.466.60%
メルクMRK128.192.40%
マイクロソフトMSFT407.720.74%
ナイキNKE104.351.42%
プロクターアンドギャンブルPG160.052.35%
トラベラーズTRV220.421.81%
ユナイテッドヘルスUNH498.281.51%
ビザV285.630.73%
ベライゾンVZ40.16.63%
ウォルマートWMT59.621.39%

この中から、配当利回り上位10銘柄を取ると下記となります。

No.銘柄ティッカー2月株価配当利回り
1ベライゾンVZ40.16.63%
23MMMM91.466.60%
3ダウDOW55.15.08%
4シェブロンCVX152.344.28%
5IBMIBM185.33.58%
6シスコシステムズCSCO48.063.33%
7アムジェンAMGN277.463.24%
8コカ・コーラKO60.43.21%
9ジョンソンエンドジョンソンJNJ161.552.95%
10ゴールドマン・サックスGS393.182.80%
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まとめ

ダウの犬投資法についてまとめてみました。

本手法は、比較的簡単な手法でありながら、安定した配当収入を得ることが可能となっております。

ただし、株式投資においては常にリスクが伴うことため、自身の投資目的やリスク許容度に合った投資戦略を構築することが重要です。

本記事が参考になりましたら幸いです。

それではまた!

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